2009年11月13日

今週のコラム vol.027「森繁久弥さん、逝去」

※コラムとして読む場合はそのまま、漫才のように読む場合は空白部分をドラッグしてお読みください。


今日のテーマは「森繁久弥さん、逝去」です。

今月10日、森繁久弥さんが亡くなりました。96歳でした。

(なんかニュースみたいな始まりだな。)

森繁さんと言えば数多くの作品で活躍されていましたが、
もしかすると今の若い人は、年配の俳優としての森繁さんしか知らないのではないでしょうか。
森繁さんはそれだけではないということを、この機会にお教えいたしましょう。

(いや、別におまえもそんなに知ってる方じゃないだろ?)

森繁さんがそもそもコメディアンであったことをご存知でしょうか。
有名な作品でいえば東宝の喜劇映画である「社長」シリーズや「駅前」シリーズ。
これらは今でも我々喜劇俳優の間で、バイブルとして語り継がれています。

(お前いつから喜劇俳優になったの、ねぇ。)

また自ら作詞作曲して歌う、いわばシンガーソングライターとしての才能もお持ちで、
「知床旅情」という曲は、なんとあの石原裕次郎や美空ひばりがカバーしたほど。
さらには、この曲が発表されてから30年後の第41回紅白歌合戦では、加藤登紀子さんによって歌われるなど、
まさに時代を超えて愛される曲を作り上げることが出来た人なのです。
ちなみに我々は、紅白歌合戦にはアーティストとして呼ばれたことはありません。

(ぶはははは、そりゃないよ。)

さて、我々バラエティの人間にとって一番なじみ深いエピソードは、やはり「徹子の部屋」でのハプニング。
第1回のゲストであったことはあまりにも有名ですが、その時になんと、あの徹子さんの胸を揉んでいるのです。
それならむしろ、頭のほうを触りたいとは思わなかったのか。

(いやそうかもしれないけどさ。)

というのも、意外に思われるかもしれませんが森繁さんは女性が大好き。
晩年になって、こんなコメントを残しているそうです。
「体は思うように動かないが、アソコは現役である」

(心!アソコじゃねぇよ。)

テレビ創成期はおろか、戦時中はNHKアナウンサーとして満州で働いていたという森繁さん。
映画評論家の白井佳夫さんは「日本のマルチタレント第1号」であったと、その死を悼んでいます。
森繁さんがマルチタレントだと言うのであれば、果たして今のテレビ業界にどれほどのマルチタレントと呼べる人物がいるのか。
少なくとも私は、ベッキーと眞鍋かをりちゃんは間違いなくマルチタレントだと思っています。

(いや、いいんだけど、なんでその二人チョイスした?)

森繁さんにとっての代表作であるミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」。
その中で森繁さんは、900回にわたってユダヤ人のテヴィエという役を演じ続けました。
その演劇に対する真摯な志は今も引き継がれており、現在は市村正親さんがその役を演じています。
もしかすると、今頃は「雲の上のバイオリン弾き」に出演して、観衆を沸かせているのではないでしょうか。

(うまいなぁ。)

森繁久弥さんのご冥福をお祈りいたします。以上です。
posted by きのした@なぎさ at 01:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 今週のコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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